ゼニア・ダンヒルのスーツが85,000円でオーダーメイドで創れる。ゼニア・ダンヒルのオーダースーツ専門店銀座SAKAEYA

ゼニアは、2002年9月に、世界的なハイブランドとして知られるフェラガモと共同で新会社「ZeFer(ゼフェル)」をイタリア・フィレンツェの地に設立し、靴のコレクションを開始します。2003年秋には、「エルメネジルド・ゼニア」のブランドでシューズを発表し、日本でも同年9月に発売が開始されました。
ビジネスの場はもちろんカジュアルな場にもマッチするゼニアの靴。その独自のデザインと、靴の専門ブランドにも引けを取らない品質の高さは、幅広い層に支持されています。
ゼニアの靴の種類には、レースアップシューズ、スリッポン、スニーカー、ショートブーツなどがあります。
レースアップシューズは足の甲の部分で紐を結ぶタイプの靴で、オックスフォードシューズの別名もあります。ゼニアのレースアップシューズはパンチング(小さな穴を並べてあけて作った革の模様)やステッチワークを施したドレッシーなデザインが多く、全体的に細身のつくりとなっています。
スリッポンは紐靴タイプ以外のビジネスシューズやローファーなどを含む呼称で、靴べらを使わずに履ける靴のことです。日本でスリッポンと呼ぶ場合、カジュアルなシーンの装いで見かけるかかとのない靴、もしくはかかとを踏みつけて履く靴を指すことがありますが、そのタイプとは別のものです。スーツスタイルに最適なのはもちろん、休日の装いとしてジャケットやパンツ、またジーンズなどと合わせてもマッチします。
ゼニアのスニーカーには、革とスエード(※1)を組み合わせ、カーフスキン(※2)を履き口に使ったものなどがあります。ゼニアのこだわりが細部にまで行き届いたデザインで、高い人気を誇っています。
(※1)革の表面をヤスリやサンドペーパーなどで起毛させたもの
(※2)生後6ヵ月以内の子牛の革
ゼニアのショートブーツは、デザートブーツと呼ばれるタイプのデザイン。デザートブーツとは、荒れ地(デザート)を歩くために作られたものです。スエードの独特の風合いが印象的なブーツで、ワードローブにひとつ加えればさらに着こなしの幅が広がりそうです。
また、ゼニアの靴で一部採用されている「ハイパフォーマンスグッドイヤー製法」は、ゼニア独自の製法です。しなやかで軽量の中底を使うことで、通常のグッドイヤー製法(※)より柔軟性が高く反りのよい靴に仕上がっています。一見重厚な印象ですが、実際に履いてみると履き心地のよさが際立ちます。軽快な履き心地としっかりした作りを両立させた、最高品質の靴と言えるでしょう。
※グッドイヤー製法:甲の部分(アッパー)、甲と底をつなぐ縁の部分(ウエルト)、底の部分(アウトソール)、中敷き(中物)を独立させた作りのこと。ウエルトとアウトソールは、糸で縫って固定させるので、接着剤を使うのに比べて通気性が高い。また、型崩れしにくい特長のため、長時間履いても疲れにくい。
ゼニアの靴は、ブラックやネイビー、ライトグレーなど落ち着きのあるカラーを基調としていますが、上品さと華やかさも備えており、ゼニアらしさを感じさせる仕上がりとなっています。細身でスッキリとした印象のレースアップシューズやスリッポンは、ゼニアスーツのスリムでコンパクトなラインに合わせるのに最適です。
